
営団地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩三分、上野公園不忍池のほとりに、旧岩崎邸庭園はひっそりとあります。

岩崎邸というのは、もちろんあの有名な三菱の創設者である岩崎家の本邸です。
なんともゴージャスな建物は、訪れた人をもゴージャスな気分にさせてくれます。
現在は3棟しかないが、当時は20棟以上の建物があり、もちろん敷地もこれ以上に広かったというから、驚きです。
正門から長いスロープを上ると袖塀が左手に現れます。
この袖塀には家紋が彫られており、現在の三菱の社章、スリーダイヤモンドの基になったものだそうです。デザイン的にも家紋ってよくできているなぁとあらためて感心します。
そこを抜けるとロータリーのようなところに出ます。
向かいに大きな圧倒的な存在感のある、洋館が現れます。
都会でごみをついばむカラスたちとは違い、洋館のてっぺんにいるカラスは心なしか得意げに見えるのは気のせいでしょうか?

公式パンフレットによると、中は17世紀の英国ジャコビアン様式を貴重に、ルネサンスやイスラム風のモチーフが取り入れられているそうです。要はごっちゃまぜということでしょうか?しかしこのゴージャスぶりは圧巻です。

なんか見たことある形のものが脇にポツンポツンとあります・・・。
そうか、うちのデロンギのオイルヒーターにそっくりです!
これは当時のオイルヒーターでしょう。こんなものにまで装飾を施してあるとは・・・。

さて、女性が気になる水周りです。よく目をこらして見ると、ドルトンの文字。
ロイヤルドルトンのことみたいですね。トイレまで高級陶器なんですね。

テラスから中庭を眺めます。あいにくの天気ですが、春の青々とした芝生が爽快な気分にさせてくれます。
少し離れたところにはビリヤード場があります。なんと本館の地下通路でつながっているそうです。本館にあった怪しい地下への入り口はここにつながっているんでしょうか?

こちらは一風変わって、和館のほうです。橋本雅邦作といわれる障壁画が落ち着いた純和風建築に彩りを加えます。福を呼ぶふくろうが描かれているなんて、おしゃれです。こちらでは、お抹茶とお茶菓子もいただけるので、ひとやすみしてはいかがでしょうか?
入園料一般:400円 65歳以上200円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)
所在地〒110-0008 東京都台東区池之端1-3-45
アクセス営団地下鉄千代田線「湯島」駅下車1番出口より徒歩3分
営団地下鉄銀座線「上野広小路」駅下車徒歩10分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅下車徒歩10分
JR山手線「御徒町」駅下車徒歩15分